2020/8/8(土)
▶天気 曇り
▶メンバー
ゴーシュさん・岩兵衛さん・フェネック・
ごぶ・ウルフ
▶タイムテーブル
9:20 大学出発
11:12 踏査地着&調査開始!
11:29 イノシシの足跡発見
11:48 シカフン発見
12:10 クマハギ発見
12:25 お昼ごはん
12:40 折り返し
13:19 クマフン発見
13:21 クマの足跡発見
13:42 踏査終了
15:36 大学到着
こんにちは、ウルフです。
今日は私の人生初めての踏査でした。
何週間も前からこの日を心待ちにしていました!それでは踏査報告を始めますね
大学から車で約2時間かかり踏査地に到着。車を降り、山道をを歩きはじめると早速・・
動物の足跡 発見!
はじめは「おっ!シカの足跡やん」と思ったのですが・・・
足跡を辿るうちにシカのものではないことが発覚しました。
写真のようにこの足跡には副蹄跡がくっきりと残っています。シカの副蹄は高い位置のあるため、深い泥沼や雪の上でない限り副蹄跡がくっきり残ることはほぼありません。
したがって、この足跡はシカではなくイノシシのものであると推測されました。
イノシシはシカに比べ副蹄が地面に近いところにあるため、副蹄跡がくっきりと地面に残りやすいのです。
その後、先輩から山の植物の解説をうけながら山道を進んでいきます。
途中シカフンを発見しました。
さらに山道を歩いていくと、突然スズメバチからロックオンされてしまいました。
どこからともなく現れ、頭の上を飛び回ります。羽音に怯え、執拗な攻撃をかわしながら歩くこと数十分・・・ついにクマハギ!!
写真のように細長い傷が縦方向に多く残っていました。樹皮もめくれ落ちています。
こうしてクマがいたという証拠を見ると一気に緊張感が高まります。
私はクマ鈴を振り回して鳴らし続けました。
さらに道を進むと行き止まりになってしまいました。ここで昼食と休憩をし、来た道を引き返していきます。
次の目的地へと車で移動中・・・
なんと道路の真ん中にクマフンが!
こんなところにあるとは思いもよりませんでした(笑)
無事にクマフンを回収し辿り着いた先は川のほとり。ここではクマの足跡を発見!
「うわっ水すごく綺麗!冷たい!」
と上流の神秘的な世界に心を躍らせていた私ですが、ここは水辺・・・ヤマビルの温床・・・。気が付くと靴に何匹かくっついていました。引き剥がそうとしても取れない!吸着力の強さに恐怖を覚えました。アルコールを吹きかけると一瞬で離れてくれるそうです。
流れる水の音が心地よく、何時間でもここにいられそうです。8月とは思えないほど、水辺はひんやりとしていました。
これにて踏査は終了!
初めての踏査は、すべてが新鮮でとても有意義な時間となりました。ですが、同時に自分の知識の無さを実感しました。今後、クマ研での活動を通し山の生き物に関する知識や考えを深めていきたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました!
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