踏査報告 12月15日

参加者:バーロー はるき ゴーシュ

タイムテーブル

9:30 大学出発

10:15 踏査地着

10:55 シカの鳴き声

11:08 シカ2頭を目視

11:40 再びシカの鳴き声&昼飯

13:05 ルートを引き返し

14:20 踏査終了

15:05 大学到着


こんにちは!ゴーシュです。

12/15㈰に車で数十分ほどの山へ踏査に行きました。

目的は主に先週果たせなかったクマ棚の樹種特定です。では、スタート

この辺りの林道はシダ植物がたくさん生えており、個人的に気に入ってるのは下の写真のオオバノハチジョウシダ。羽片の先端がシュッと突き出しているのがカッコいい!

シカ糞や猪フンを見つけ、クマ糞を採取しながらクマ棚ポイントの方へ。途中シカの鳴き声を聞き、シカ2頭が斜面を登っていくのも観察できました。

そして見つけましたよ、クマ棚(下写真)!林道から10mほど上の斜面に生えている木なのでそのポイントまで登るのに大変でした。

樹皮と枯葉を見ながら調べたところ、クマノミズキということが分かりました。感じで「熊野水木」と書きますが、熊野地方で発見されたことが由来のため、クマは関係ありません!


先を行くと、またクマ棚が(下写真)!こちらも樹種を特定したところ、クマノミズキということが分かりました。この踏査ルートではクマノミズキにクマ棚を作ることが多いのでしょうか?そこは今後さらに調べていく必要がありそうです。


後半、斜面がきつくなってきました。すると、はるきさんが「疲れた~帰りたい~」と駄々をこね始めました。そんな彼をよそにバーローさんとゴーシュは先を進みます。途中分岐に差し掛かり、今まで行ったことのなかった林道へ行くことに。そしたらまたシカの鳴き声が!見ると我々がこれから通る道を登っていくオスジカがいました。そんなに慌てなくても大丈夫ですよ(笑)

引き返し点につく際に林道に頭骨が落ちていました。角の形状からこれはカモシカですね(下写真)!

引き返して下山、踏査終了です。

車で大通りへ向かう途中、大きなオスジカに出会いました。数秒ほど見つめあった後、オスジカは車道に沿って下っていきました。

次に出会ったのはメスジカ。車に鉢合わせしてびっくりしたのか、しばらく車を先導するように爆走していきました。そのスピードは時速40キロ!はやいはやい…!


踏査で持ち帰った糞は来年の初めごろに分析されることでしょう。最後まで読んでいただきありがとうございます!

岐阜大学ツキノワグマ研究会

ツキノワグマ研究会のホームページへようこそ! 当ホームページでは、ツキノワグマを研究する私達の一風変わったサークルの紹介と、 サークルのメンバーによる多くの写真を紹介したりしています。 どうぞごゆるりとご覧下さいませ。 毎週火曜日18時20分から34教室で定例会をしています。 興味を持った方は是非見学にいらして下さい。

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