踏査報告8月23日

▶︎時 2020年8月23日(日)
▶︎天気 晴
▶︎メンバー ゴーシュさん・ごぶ・ウルフ・カルシファー

▶︎タイムテーブル
 9:20 岐阜大学出発
 9:50 樽見駅到着
 10:54 踏査地到着
 11:50 クマハギ
 11:58 昼食
 12:18 下山開始
 13:20 踏査地出発
 14:42 岐阜大到着

はじめまして、カルシファーです。私は今日初めて踏査に参加させていただきました。

岐阜大を出発し順調に踏査地に向かっていた私たち。しかし、近くのダムを通り過ぎると、道の脇ののびのび成長した草や道路に転がった大量の落石がパパシンを攻撃し始めたので、途中から歩いて踏査地の入り口に向かいました。
その時に発見したのがたくさんのイノシシやサルのフン!
写真のフンは緑色で、繊維質が多いことからイノシシのフンではないかとゴーシュさんに教えてもらいました。

そんなこんなで踏査を開始したのですが、悲しいことに今回は野生動物の痕跡はあまり発見することができませんでした。
なので、今日覚えた植物をたくさん紹介していきます!
まずはヤマジノホトトギス。一輪だけで草の隙間から生えて来ていて、すごく綺麗でした。
(撮影者 ウルフ)
次はシロモジとクロモジ。シロモジは葉が恐竜の足跡のようで、幹に白い斑があります。クロモジは葉が割れてなくて、幹が黒っぽいです。
ゴーシュさんとシロモジとクロモジ
右がシロモジで左がクロモジです。

シデは3種類登場しました!
上からネコシデ、イヌシデ、クマシデです。

ネコシデは形が猫っぽい…(?)、イヌシデは葉に毛が生えている、クマシデは細長いことが特徴です。

植物だけでなく色々な昆虫にも出会うことができました!その中で今日のハイライトは…
(撮影者 ごぶ)
このクワガタちゃんです!ゴーシュさん曰くノコギリクワガタのメスだそうです。

動物の痕跡にはあまり出会えなかったのですが、2年前に先輩方がクマに出会ってしまったという事件現場も見てきました!
今回はクマに遭遇せず無事に踏査を終えることができましたが、踏査中常に自分たちは野生動物の行動圏に立ち入っているんだと実感しました。
また、新しいものでも1年前のものですが、クマハギが見られる木もたくさん発見しました。
私は初めて生でクマハギを見たのですが、硬い幹を引き裂き形成層をガリガリかじるクマの力の強さを感じました。




そんなこんなで踏査は終了!下山した後に見た周りの山の風景は来た時よりも綺麗に見えました!(↓説得力のない写真)
今回の踏査でいろいろな植物や昆虫の名前や特徴を教えてもらったのですが、恥ずかしながらそのほとんどを今まで知りませんでした。今日で今までより一層野生生物について知りたくなったので、もっともっと勉強してさらに踏査を楽しめるようになりたいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
P.S.シデの仲間でネコシデと紹介した植物が、本当はウラジロノキだと判明しました!!本当のネコシデを調べてみたら葉のフチのギザギザが猫の耳っぽく見えるような見えないような…
間違えた情報をのせてしまいすみませんでした。このようなよく似ている植物も見分けられるように勉強していきます!

岐阜大学ツキノワグマ研究会

ツキノワグマ研究会のホームページへようこそ! 当ホームページでは、ツキノワグマを研究する私達の一風変わったサークルの紹介と、 サークルのメンバーによる多くの写真を紹介したりしています。 どうぞごゆるりとご覧下さいませ。 毎週火曜日18時20分から34教室で定例会をしています。 興味を持った方は是非見学にいらして下さい。

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